コンクールという機会を上手に活かしたレッスンを
今年のピティナ・ピアノコンペティションも、5月下旬から始まります。
先生方と生徒の皆さんは、どのようにコンクールと向き合っていらっしゃるのでしょうか?
良くも悪くも結果がはっきりと出てしまうコンクール。
プラス面も多いコンクールですが、結果に振り回されすぎてしまったり、コンクール課題曲の練習ばかりになってしまったり、基礎力がつかない、というマイナス面を指摘されることもあります。
毎年、「コンクールの機会をどうとらえ、どう活用していくか」大きなポイントとなっています。
今年もA級~D級の生徒さん達が参加を決めました。
「結果だけでない指標を持って、コンクールに振り回されないで、コンクールを使って成長していこうね」いつも生徒さんに話すことです。
同じ曲を何カ月も弾き続けてモチベーションを保ち続けるのは並大抵なことではありません。B級くらいまでの生徒さんは、普段のレッスンを並行していて、コンクールの曲だけに絞り込んでいません。課題曲を全曲弾いて楽しんでいる生徒さんもいます。
昨日のレッスンでは、コンクールの課題曲の練習で、きぁきぁ楽しい笑い声も聞こえて嬉しかったです。
A1級の生徒さんが続いたのですが、オーケストラ伴奏CDをかけてみたら、イメージが膨らんだらしく、話は弾むし、自らもう1回もう1回と何度も何度も楽しそうに音楽に合わせて弾いたりしていました。
C級・D級となるとそうもいきませんが・・・。
C級・D級の曲になってくると、私の勉強もとても必要。
コンクールによって、生徒さんたちと一緒に私も沢山の勉強をさせてもらってます。
この夏も、良い経験をいっぱいして、精神的にも大きく成長して、コンクールの経験を学業でもなんでも、自分の将来にまで役立たせて欲しいです。
今年も一緒に頑張りましょう
応援よろしくお願いいたします
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